放射線遮蔽用途向け3Dプリンタフィラメント

放射線遮蔽用途向けの3Dプリンタ用フィラメント「Addbor N25」

スウェーデンの首都ストックホルムに近いウプサラに拠点を置く3Dプリンタ用材料開発企業 Additive Composite と Add North 3D は共同で、放射線遮蔽用途向けの3Dプリンタ用フィラメント「Addbor N25」をリリースした。

AdditiveMmanufacturingを活用した研究および商用アプリケーション向けソリューションを提供するAdditive Compositeは、ホウ素と炭素からなる超硬質素材である炭化ホウ素とナイロンを組み合わせ、3Dプリント用に最適化されたフィラメント「Addbor N25」を開発。炭化ホウ素要素の「Addbor N25」は、中性子を効果的に吸収する放射線遮蔽能力を有しており、様々な研究施設、原子力産業、放射線源を使用する環境での利用に適した3Dプリント部品を作製できる。

「Addbor N25」にはフィラメント総重量の25%に炭化ホウ素が含まれており、法律で使用が禁止されているカドミウムなどの人体に有毒な重金属の代替として使用できる。「Addbor N25」を使用して3Dプリントされる部品は高強度で非常に強い靭性を有し、100℃を超える温度でも安全に使用することができる優れた機能的特性をもつ。

Addbor N25 スペック

  • 材料:Addbor N25
  • 直径公差:±0.025 mm
  • フィラメント径:1.75、2.85mm
  • 加熱ビルドプラットフォーム:60~75°C
  • プリント温度:255~275°C
  • 密度:1.3
  • 連続作業温度:100°C
  • UV耐性:中
  • 化学耐性:高
  • 吸湿:高
  • 耐摩耗性:高

炭化ホウ素は非常に硬く研磨性があるため、耐摩耗性に優れた硬いノズルでプリントすることが推奨されている。また同製品は、欧州の輸出管理規制と米国の再輸出条件および規制両方の対象物と見なされており、規制に違反して材料または製品を再輸出しないことに基づいて販売されている。


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