- 2018-3-26
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ミラノサローネ国際家具見本市でZaha Hadid Architectsなどが手掛けた個性的な3Dプリントチェアを展示
2018年4月17日から22日まで開催されるミラノサローネ国際家具見本市(Salone del Mobile Milano)の会場で、4つの3Dプリントチェアを発表。
これらの3Dプリントチェアは、Zaha Hadid Architects(ザハ・ハディッド・アーキテクチャ)を含む多くの有名なデザイナーやデザインスタジオと協力して設計され、スペインのデザイングループ「Nagami」によって発表される。
期間中展示される3Dプリントチェアは、Zha Hadid Architectsがデザインした「Rise」と「Bow」の他、Ross Lovegroveの「Robotica TM」、Daniel Widrigによる「Peeler」という4つの3Dプリントチェアから構成されている。
Zha Hadid Architects
イラク出身の世界的建築家 故ザハ・ハディッドによって設立された「Zha Hadid Architects」は、予てより3Dプリント技術に着目しており、今回のサローネに合わせ「Rise」と「Bow」の2タイプの3Dプリントチェアをデザインした。
「Rise」と「Bow」は、PLA材料をベースとしたペレット式3Dプリンタから生成され、それぞれのデザインは機能性と自然なブルーム構造による色や形を革新的な方法で統合している。
Zha Hadid Architects “Bow”
Zha Hadid Architects “Rise”
Ross Lovegrove
Ross Lovegroveが手掛ける「Robotica TM」は、植物学とロボット工学を組み合わせたユニークでスタイリッシュなデザインの多目的スツールは、ロボットアームタイプの3Dプリンタから生成されている。
またこのスツールには耐熱性シリコンがインサートされており、熱い食器などを置いてテーブルとしても使用できる。
Ross Lovegrove “Robotica TM”
Daniel Widrig
Daniel Widrigがデザインした3Dプリントチェア椅子「Peeler」は、PLA材料を7mm厚のシェル構造で3Dプリントした椅子で、わずか数時間で3Dプリントすることができる。
Daniel Widrig “Peeler”
以上4つの3Dプリントチェアは、サローネ期間中、ブレラデザイン地区で展示される。
尚、同期間中は、Patrik Schumacher(Zha Hadid Architects)の基調講演を皮切りに、Ross Lovegrove、Daniel Widrig、isaie bloch、claudia pasquero、arturo tedeschiなどが、nagami showroomで講演を行う。
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