リアルな生物スキャンデータ「CT生物図鑑」

JMCは高精度な産業用CTでスキャンされたリアルな生き物の3Dデータを公開

高精度な3Dプリント出力サービスや鋳造加工を手がける株式会社JMC(以下 JMC)は、産業用CT装置を使用してスキャンした、高精細な生き物の3Dデータを公開する『CT生物図鑑』を2017年2月22日にローンチした。

『CT生物図鑑』から公開される高精細な3Dデータは、静止した被写体をより正確に撮影できるよう最適化された産業用CTスキャンを使い、生き物をスキャニング。
JMCは、この装置でCTスキャンされた被写体の3Dデータを『CT生物図鑑』公式サイト(http://ctseibutsu.jp/)から公開している。



スキャン装置とスキャンされた「アカハライモリ」

2017年2月22日現在公開されているデータは4種類。この内、ダウンロード可能な3Dデータとして公開されているのは「アカハライモリ」のみとなっており、他の生物は「CT図鑑(Web3D)」で公開されている。
JMCは、今後も様々な生き物のデータを追加予定。

公開されている3Dデータは、CCライセンス(非営利目的)条件の元、3Dプリントして楽しむこともできる。

アカハライモリの3Dプリントデモ

  • 使用装置:AGILISTA-3000シリーズ
  • 材料:透明樹脂 AR-M2(アクリル・ウレタン系)
  • 追加処理:段差処理+クリア塗装
  • 造形時間:24時間程度

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