- 2017-2-23
- 教育・教材・電子工作, 最新情報
- 3D Scan, 3D scanner, 3DPrinting, 3Dスキャン, 3Dプリンティング, 3Dモデリング, CT生物図鑑, Education, JMC, テクノロジー, 教材, 教育
JMCは高精度な産業用CTでスキャンされたリアルな生き物の3Dデータを公開
高精度な3Dプリント出力サービスや鋳造加工を手がける株式会社JMC(以下 JMC)は、産業用CT装置を使用してスキャンした、高精細な生き物の3Dデータを公開する『CT生物図鑑』を2017年2月22日にローンチした。
『CT生物図鑑』から公開される高精細な3Dデータは、静止した被写体をより正確に撮影できるよう最適化された産業用CTスキャンを使い、生き物をスキャニング。
JMCは、この装置でCTスキャンされた被写体の3Dデータを『CT生物図鑑』公式サイト(http://ctseibutsu.jp/)から公開している。
スキャン装置とスキャンされた「アカハライモリ」
2017年2月22日現在公開されているデータは4種類。この内、ダウンロード可能な3Dデータとして公開されているのは「アカハライモリ」のみとなっており、他の生物は「CT図鑑(Web3D)」で公開されている。
JMCは、今後も様々な生き物のデータを追加予定。
公開されている3Dデータは、CCライセンス(非営利目的)条件の元、3Dプリントして楽しむこともできる。
アカハライモリの3Dプリントデモ
- 使用装置:AGILISTA-3000シリーズ
- 材料:透明樹脂 AR-M2(アクリル・ウレタン系)
- 追加処理:段差処理+クリア塗装
- 造形時間:24時間程度
関連記事
- Appleが3Dスキャンソフトウェア会社を買収
- 国内屈指の設備を有するスキャンスタジオ「SSS」
- 一枚の顔写真からリアルな3D顔モデルを生成!
- 世界初のペン型3次元スキャナ「01」
- 高度な3Dスキャンとプリント技術で名画を再生成
- 3D技術を組み合わせたカスタムオーダー眼鏡
- バーチャルな立体映像と3Dプリント技術の融合
- 写真やスキャン素材から3Dデータ化するRemake正式リリース
- ダイソンはシンガポールで未来へ投資
- 途上国での利用を想定した安価な3Dプリント顕微鏡
最新情報をお届けします
Twitter でid.artsをフォローしよう!
Follow @idarts_jp