アルテック大型3Dプリンタの取扱い開始

高さ1800mmの造形も可能な最新大型3Dプリンタ『Massivit 1800』国内販売開始

アルテック株式会社 (以下 アルテック)は、イスラエルの3DプリンタメーカーMassivit 3D Printing Technologies Ltd. (以下 Massivit社)の大型3Dプリンタ「Massivit 1800」の国内販売を2017年2月8日より開始する。


大型モデルを高速造形する「Massivit 1800」

2013年イスラエルに設立されたMassivit社は、大型造形用の3Dプリンタを開発するメーカーで、今回アルテックが取り扱いを開始する3Dプリンタ「Massivit 1800」は、毎時35cm(高さ)の造形速度で最大1170×1500×1800 mm(幅×奥行×高さ)の3Dプリント造形に対応した最新機種となっている。

またMassivit 1800は、専用材料である「Massivit Dimengel®」を使用することで、一般的な3Dプリンタで必要なサポート構造が不要となる。内部を空洞化してモデルを造形するため、大型造形物の製作コストや輸送コストの大幅な削減が期待できる。
さらにオプションとして、2つのプリントヘッドで造形を行うデュアルプリント機能にも対応する。

海外では、大型のサインやディスプレイ広告、彫刻品・美術品などの複製、映画のキャンペーン用立体広告などで利用されており、従来の工法では時間とコストがかかるが複雑な形状も大型3Dプリンタで造形し、目的や用途に応じた後処理を施すことで、ユーザーのニーズに合わせた活用が可能。

Massivit 1800 スペック

  • 造形サイズ:1170×1500×1800 mm(幅×奥行×高さ)
  • 造形速度:35cm/h
  • 材料:Dimengel-Massivit専用フォトポリマー材料(白)
  • ソフトウェア:Massivit専用ソフトウェア
  • 本体サイズ:3100×2200×2800mm
  • 本体重量:2500kg
  • 電源:32A(三相) 380-400VAC±10%,50/60Hz

アルテックは、2017年2月15日(水)~17日(金)に東京ビッグサイトで開催される「3D Printing 2017」に出展(小間番号:東6S-22)。会期中、Massivit製3Dプリンタの造形サンプルを展示する。


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