- 2015-11-30
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2020年までに3Dプリント用粉末材料市場は6億3,990万ドル規模へ達すると予想
市場調査会社『MarketsandMarkets』は、3Dプリント用粉末材料市場が北米を中心に今後大幅な成長を遂げると予想するレポートを発表しました(ソースはこちら)
同レポートでは、プラスチック・セラミック・メタルなどの3Dプリンタ用粉末素材市場は、2015年から2020年までの間に年率24.4%の成長を示し、2020年には$639.9M(日本円にして約787億円)規模にまで成長すると予想している。
NASAが開発中の3Dプリントロケットエンジン
これまでの記事でも様々な事例をお伝えしてきましたが、GEやNASAなどの航空宇宙産業から自動車産業まで、メタルプリント技術の導入が広がる産業界だけでなく、セラミックなども含めた医療分野への活用など、今後市場の拡大が予測される粉末造形機とその材料。
また、SLS方式の一部特許期限終了なども重なり、様々なタイプの造形機器が市場に投入されることも、粉末材料市場の拡大に繋がる要因の一つと言えるでしょう。
BMWが開発した3Dプリントウォーターポンプ
造型機器の精度や速度向上などの技術革新に伴い、従来のラピッドプロトタイプ用途から、実用部品の製造へとシフトしつつある粉末造型機器。
日本での事例はまだ少ないと思われますが、今後の市場変化に応じて環境が変わっているかもしれませんね。
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