3Dプリントパーツ使用のロールス新型エンジン飛行試験開始

3Dプリントパーツを適用したロールス・ロイスのトレントXWB-97エンジンは今年中に飛行試験を開始!

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既に3Dプリントパーツの適用を進めているGEに次いで、ライバルであるロールス·ロイスも3Dプリントパーツの使用を進めており、今年後半には大規模な飛行試験も予定している。

エアバスA350-1000に搭載されるロールス・ロイスの最新エンジン『トレントXWB-97』(推力97000ポンド)には、3Dプリント造形されたパーツが適用されており、地上試験を終え、いよいよ2015年後半から飛行試験を開始する予定。

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ロールス·ロイスは、過去5年の間に3Dプリント技術を用いたプロトタイプの研究開発を進めており、2年程前から3Dプリントパーツの実用化に向けての開発を行ってきた。同社は、3Dプリントされたパーツを利用することで、新たな可能性や新しい設計空間をもたらすと期待している。将来的は、もっと多くの部分に3Dプリント技術の適用を実施したいとも語っているが、実際にどこまで実現可能かはまだまだ未知数な部分も多い。ただ、3Dプリント造形されたパーツは軽量で高精度な物が製造可能であり、大幅なリードタイムの削減にも繋がるとされている。エンジンの製造において、リードタイムの削減がもたらすメリットは大きいと思いますが、その恩恵を受けるためには、もはや3Dプリント技術は欠かせない物となりつつあるようです。

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最新のトレントXWB-97

ライバルであるGE社は、すでにGE9Xを含む商業用ジェットエンジンの燃料ノズルを、DMLS(ダイレクト金属レーザー焼結システム)3Dプリンタを使って製造しており、米国内外に新たな工場を設営し、3Dプリンターの大量導入を発表しています。DMLSでレーザー溶融されたコンポーネントは、従来の機械加工製品よりも強く、軽量であるとGEも語っています。

 

3Dプリンタで造ったジェットエンジン模型

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2014年にid.artsで開発した電動式3Dプリントジェットエンジン模型『3Dプリンタとメカニカル部品で造ったジェットエンジン模型』。こちらの作品は、海外メディア等でも紹介されるなど、大きな反響がありましたが。前回製作したこの3Dプリントエンジンが大型で造形も組み立ても難しい物だったため、現在id.artsでは新作である次のジェットエンジン模型の開発も進めています。
前回製作したメカニカルパーツとスピードコントロールモーターを利用したタイプに加え、エアコンプレッサー式による高回転対応のエンジン模型なども開発しています。
今後、機構やサイズ、デザインの異なる様々なジェットエンジン模型を製作して参りますので、2015年度中には出来る限る多くの作品を発表したいと思っております。


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