3Dプリンタでより健康的なチョコレートを作る

ラトガース大学、3Dフードプリンタで作られた健康的な低脂肪チョコレートを開発

米国ラトガース大学生物環境科学部の食品研究者であるQingdrong Huang氏率いる研究チームは、チョコレートの過剰摂取による健康被害を軽減するため、食品用3Dプリンタを使った低脂肪のチョコレート製品を開発した。

Qingrong Huang氏と3Dプリントされたチョコレート

チョコレートの消費量は右肩上がりで伸びており、米国の市場調査会社 Expert Market Research のレポートによれば、世界のチョコレート市場は2022年だけで約1277億ドル(約17兆2,080億円)、CAGRは4.4%に達し、この数値はさらに成長が見込まれ2028年には1653億5000万ドル(約22兆2,784億円)に達するとしている。しかし、チョコレートの過剰摂取は高血圧や血中脂肪の増加、糖尿病や心血管疾患など、いくつかのリスクを伴う可能性があるとされている。
健康に役立つことを目的とした様々な機能性食品を開発している研究チームはこの課題に対応するため、3Dプリンタを用いて、砂糖や脂肪の摂取量の増加から健康を守る健康的なチョコレートを新たに作製した。

従来のチョコレート製造は、ココアバター、ココアパウダー、砂糖、その他の材料で構成されているが、研究チームは3Dプリンタに最適化された粘度の低脂肪チョコレート材料を用意するため、さまざまな材料を混ぜ合わせたテストを繰り返し、ココアバターに水を加え、ゴールデンシロップ(サトウキビから作られた糖蜜をブレンドしたシロップ)で味を調えた後、アカシアの木から得られるエキスであるアラビアガム(アカシア樹脂)で結合させた乳剤を材料に加え、最適な粘度レベルの材料を用意した。

チョコレート専用3Dプリンター「mycusini」で造られた作品

食品用3Dプリンタで作るチョコレートは、チョコレート本来の質感と滑らかな口どけなどが求められるため、研究チームは主成分の配合比率を変えながら何度もテストを行い、3Dプリンタの使用に最適化された粘度レベルと品質の低脂肪チョコレート材料を開発した。

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