軟性素材を利用し精巧に作られた3Dプリントファッション

大学生が卒業作品としてデスクトップ機で造形した精巧な3Dプリントファッション!

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シャンカール大学を卒業したばかりのイスラエル人デザイナーDanit Pelegさんが、学位所得のために開催された大学の卒業発表に向けて製作した3Dプリントドレス。

大学でデザイン&エンジニアリングを学んだ彼女は、作品制作の大きな目標として「3Dプリンタを使って自宅で既製服のコレクションを作りたかった」と語っている通り、自宅に複数台の3Dプリンターを設置し作品群を完成させた。
元々エンジニアリングを学んでいた彼女は、動画からも分かる通り、協力者の支援を受けながら3Dプリンタの組立てやメンテナンスも自ら行っている。

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AndreasBastianの考案したMesostructured Cellular Materialsを応用した精巧な構造体とPLAフィラメントを組み合わせたドレス。

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MakerBotなど数種類の3Dプリンターを経験した後、最後に選択したのはFDM方式のデスクトップ型3Dプリンター『Witbox』。この機種にRecreusの軟性素材「FilaFlex」フィラメントを使用して3Dプリントドレスコレクションを製作。

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自宅に設置した3Dプリンターで造形するドレスは、A4サイズ程度の大きさをプリントするのにも約20時間を要するため、彼女は自宅に複数台のWhiteBoxを導入し、各ドレスは一着約400時間掛けて完成させている。
学位所得のためとはいえ、大変な労力ですね。

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3Dモデリング中の3Dプリントジャケット

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完成した3Dプリントジャケット


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