3Dプリント技術を駆使した豪華なスイートルーム

1161年に建てられた古塔が3Dプリント技術で豪華なスイートルームに生まれ変わる

イタリアの起業家で本プロジェクトの創設者兼ディレクターであるAndrea Borlenghi氏は、1161年にリグーリア海岸に位置するポルトヴェーネレの半島南端に建てられた古塔カピトラーレ(Capitular)を、3Dプリント技術を駆使して、世界初となる豪華なスイートルーム「Capitolare SuiteTower」へ生まれ変わらせた。

この4階建てのスイートルームには、キングサイズベッド、貝殻の破片から作られた天然のモルタルを使用したバスルーム、独立したダイニングとリビングエリア、フル装備のキッチン、さらにプライベートのルーフトップテラスがあり、内部に設置された家具やインテリアは、ガラス繊維で30%強化されたリサイクルポリプロピレンと3Dプリンタで造られている。

プロジェクトチームは、3Dプリント製の家具や複雑な形状のインテリアなどの大型部品を造りだすため、3Dプリントソリューション企業 Caracol と協力し、6軸のアディティブ・マニュファクチャリング・ロボット・システムを開発(特許取得)。このロボットアームに搭載された押出システムは、リサイクル素材など多種多様なペレット材料が使用可能で、同社が開発した統合ソフトウェアプラットフォームによってすべてのパラメーターを制御することができる。

本プロジェクトおいて家具製作に3Dプリントを採用したのは、千年以上前に建てられた塔と、その技術の斬新さを対比させるためであり、さらにこのプロジェクトでは、5年ごとに家具を更新し、前の家具をリサイクルすることで、今後数十年にわたり廃棄物ゼロの循環型社会を実現させることを目的としている。


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