視覚障害者のための3Dプリント性教育セット

視覚障害者のための3Dプリント製「性教育セット」発売

ポーランドのデザイナー Karolina Kruszewska(カロリナ・クルシェフスカ)は、シレジア大学の心理学研究所メンバーで性教育者であるダグノン・コクル博士と共同で、3Dプリント技術を活用した視覚障害者向けの性教育セットを発売した。

all photo © Karolina Kruszewska

「Pose」と名付けられたこのプロジェクトは、主に個人ユーザー、性教育者、障害者団体に向けたもので、性行為時の体位を模した5種類の3Dプリント製フィギュアと、YouTubeで公開された音声ガイドを利用して、5つの基本的なセックスポジションを解説。視覚障害者に対し、体位や解剖学的特徴の識別に関する幅広い知識を提供することを目的としている。

3Dプリントされた各モデルには、フィギュアを安定させるためのサポートベース(台座)が付属しており、それぞれの台座には点字による説明文と、音声解説にリンクするQRコードが印刷されている。YouTube映像はそれ単体でも十分に機能するが、利用者が直接フィギュアに触れることで、より深く内容を理解することができるという。

また、利用者が各体位を適切に理解できるよう、フィギュアのパーツの一部を拡大・縮小して意図的に窪みや突起を大きくし、足や手などのパーツを簡略化することで、視覚障害者が最適な方法で位置を読み取れるようにしている。


関連記事

3DP id.arts の最新投稿をお届けする「Newsletter 3DP id.arts」への登録はこちら

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でid.artsをフォローしよう!

     

ページ上部へ戻る