ニコンが米国にAMテクノロジーセンターを開設

ニコン、カリフォルニア州ロングビーチに90,000平方フィートのAMテクノロジーセンターを開設

日本の光学機器メーカー Nikon(以下 ニコン)と、ニコンの米国子会社であるアディティブマニュファクチャリング(以下 AM)事業の統括会社 Nikon Advanced Manufacturing, Inc.は、カリフォルニア州ロングビーチに、幅広いソリューションやサービスを提供する「Nikon AM Technology Center」を開設した。
プレスリリース

ニコンは、デジタル製造(DM)事業を戦略事業と位置づけており、90,000平方フィート(8362㎡)のこの施設は、DM事業を成長の柱として確立することを目指す同社の「ビジョン2030」計画における次のステップとなる。この施設は、航空、航空宇宙、防衛関連の顧客にサービスを提供する戦略的な立地にあり、米国での厳格なセキュリティ環境で金属AMを行う「Nikon AM Synergy Inc.(旧Morf3D Inc.)」、今後設立予定の「Nikon SLM Solutions Studios」、そしてニコンが以前から展開しているAM製品などを連携させ、顧客の価値創造に貢献するとしている。

ニコンAMテクノロジーセンターには、Nikon SLM Solutions AGが展開する業界最先端の大型L-PBF方式装置とニコンの高精度DED方式装置の両方を配し、幅広い顧客ニーズに対応。AM設計サービス(DfAM)、造形に関わる技術的問題や製造上の課題に関する解決案の提供、試作ならびに受託加工など、包括的なサービスを提供する。


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