HPは2018年より金属&フルカラー3Dプリントへ対応

HPは2018年にフルカラー及びメタル3Dプリンティング機能を導入

2016年、革新的な3Dプリンティングシステム「HP Jet Fusion 3Dプリンティングソリューション」にて3Dプリント市場へ本格参入したHP(ヒューレット・パッカード)は、先に開催されたSecurity Analyst Meetingの場で、2018年よりメタル3Dプリントとフルカラー3Dプリントの両ソリューションをリリースすることを発表した。


HP フルカラーサンプル

HPは2018年の計画として、HPのボクセル(3Dプリンティングにおける体積の単位)技術をベースとした、低コストのフルカラー3Dプリンティング技術とメタル3Dプリンティング技術をベースに、新たな市場を開拓しようとしている。

メタル3Dプリントでは、MIM(金属粉末射出成形)材料がベースになるといった噂もあるが、具体的な技術仕様や出荷日に関連する情報は未だ公開されていない。
HPは、これまで築いてきた様々な分野のパートナーとの強力なパートナーシップを活用し、同社独自のメタル3Dプリント技術によるプロトタイピングから量産品製造に対応する新たな3Dプリント戦略の展開を計画している。

今後市場規模の拡大が期待されるメタル3Dプリント市場において、HPがどこまでシェアを広げることができるか、今後の同社の動向に着目すると共に、詳細な情報判明次第、改めて当サイトでも情報をお伝えする予定である。


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