圧倒的な存在感の3Dプリントアート「Grotto II」

独自のアルゴリズムから生成された大規模3Dプリントアート作品『Digital Grotesque II』

建築家でありプログラマーでもあるBenjamin DillenburgerとMichael Hansmeyerの両氏は、7トンの砂岩材料から生成された、大型で複雑な3Dプリントアート作品を完成させた。

パリのポンピドーセンターから委託され「MUTATIONS-CRÉATIONS / IMPRIMER LE MONDE」に出品された「Digital Grotesque II(Grotto II)」は、約7トンの砂岩材料から生成された大規模な3Dプリントアート作品。

独自のアルゴリズムによって生成されたプリント用データは、130億のサーフェースと420億ボクセルを含む、156GBのビッグデータから構成された多孔質の多層構造体として完成している。

Digital Grotesqueシリーズは、大規模な作品を造形するために開発された高さ3.2m、16㎡の大型3Dプリンタから生成されており、このプリントシステムは、砂岩などの材料を1/10mmの高解像度でプリントすることができる。

今回完成した「Grotto II」の高さは3.45メートルで、デザイン開発に2年、3Dプリント作業に1ヶ月、造形後の組み立てに2日間を要している。

また、複数パーツに分割3Dプリントされた砂岩ベースの造形物は脆く柔らかいため、後処理工程にて樹脂を浸透させて強度を向上させている。

Grotto IIは、アルゴリズム計算によるトポロジカル設計とAM技術による製造が、建築の世界にどのように刺激を与え、合理化と標準化のパラダイムシフトがどう具体的に成るかを実証するためのプロジェクトでもある。


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