- 2016-11-9
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Hololensに対応した新しいSketchUp Viewerで3Dモデルを視覚化する本格的なAR体験が可能に
フリーウェアの3次元モデリングソフトウェア「SketchUp」を開発する米国Trimble社は、Microsoftの提供するヘッドマウントタイプのARデバイス「Hololens」に対応した新しい3Dモデルビューワーアプリ「SketchUp Viewer」の新しい拡張機能をリリースした。
新たにリリースされた「SketchUp Viewer」には、Hololens対応の「tabletop mode(卓上モード)」と「immersive mode(没入モード)」の2種類のモードが備えられており、「tabletop mode」では、Hololensを通した視野内に3Dオブジェクトを表示するAR機能となっており、空間内に描画される3Dオブジェクトを自由に移動したりリサイズしたりすることができる。
この機能を利用し、モックアップや既存製品に仮想の3Dオブジェクトを組合わせることなども可能となる。
もう一つの「immersive mode」は、Hololens装着者の視野全体に3Dオブジェクトを表示することができる機能で、Hololens装着者は3Dオブジェクトの空間内(例えば3D化された建物の中)などに入り、3Dオブジェクトを操ることができる。
このような機能を備えたSketchUp Viewer拡張機能は、Windowsストアなどを通じて購入可能することができる。
Hololensに対応したSketchUp Viewerを利用するためには、SketchUp上で生成した3DモデルをHololens用(AR/VRに対応した形式)にエクスポートするための拡張機能($1,499)が必要。当然、Hololensを所有していないユーザーはHololens本体($3,000)の購入も必須となる。
この価格、既存のSketchUpユーザーにはちょっと高額なツールとなりそうですが、Hololensを利用したARデバイスとしての利用価値は高まりそうですね。
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