デュポンは産業用高性能フィラメントの販売を開始

ドイツの3Dプリンタメーカーがデュポン社の高性能フィラメントの取扱いを開始

ドイツ・ミュンヘンの3DプリントメーカーGerman RepRapは、Du Pont(デュポン)社の産業用高性能3Dプリンタフィラメント(材料)を販売するため、デュポン社と提携した。

世界第9位の米国化学会社「Du Pont」は、 弾力性、耐熱性、耐薬品性、強度、耐久性を兼ね備えたコポリエステル系フィラメント「Hytrel 3D Filaments (Hytrel 3D4000FL NC010及びHytrel 3D4100FL NC010)」と、耐熱性、耐薬品性、耐加水分解性を備えたナイロンベースのフィラメント「Zytel 3D Filament (Zytel® 3D1000FL NC010)」の2つのカテゴリの3Dプリント用フィラメントの販売を開始した。


左)ショアD40の3D4000FL、右)ショアD60の3D4100FL いずれも€119,99/1kg


3D1000FL NC010 €127,49/1kg

同社の高性能フィラメントは、自動車、電気、エレクトロニクス、家具、スポーツ用品、石油、ガスなどプロユースを想定した高性能フィラメントで、German RepRapの産業用3Dプリンタに最適な材料となっている。

German RepRapの大型3Dプリンタ X1000 3D Printer

German RepRapは、Du Pontの代理店として、ヨーロッパ、中東、アフリカ地域を中心に(日本及びアジア地域への対応は未定)フィラメントの販売を行う。


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