FUJIとJ.A.M.E.Sがパートナーシップを締結

FUJIとJ.A.M.E.Sがアディティブエレクトロニクスの普及促進のためのパートナーシップを締結

電子部品実装ロボットならびに工作機械を開発・販売する FUJI は、ドイツのオットブルンに本拠を構える電子機器会社 J.A.M.E.S GmbH と、アディティブ・マニュファクチャリング・エレクトロニクスの普及促進に向けたパートナー契約を締結した。

FUJIでは、基板の樹脂造形、回路形成、部品実装を兼ね備えた独自のAME(アディティブ・マニュファクチャリング・エレクトロニクス)装置であるエレクトロニクス3Dプリンター「FPM-Trinity」を開発しており、AME開発の共同コミュニティを運営するJ.A.M.E.Sとパートナー契約を締結した。
J.A.M.E.Sは、AMEの開発を推進するために設立され、AMEの限界を追求し、誰もが利用できる技術に発展させることを目的としている。J.A.M.E.Sが運営する共同コミュニティは、関連メーカーとユーザーが集うリアルタイムコミュニケーションの場であり、企業の垣根を超えた連携や知見を相互に共有することが可能。FUJIは、今回のパートナー契約により「FPM-Trinity」を活用した新たなアイデアやソリューションの提案の機会を創出し、エレクトロニクス業界への更なるAME普及促進を目指すと同時に、J.A.M.E.S.のネットワークを活用して、市場とユーザーからの情報を取得し「FPM-Trinity」の製品価値の向上と事業戦略への反映に努るとしている。

FPM-Trinityの特徴

  1. 「樹脂造形」「回路形成」「部品実装」の機能を複合したエレクトロニクス3Dプリンター
  2. CADの設計データの直接投入によるデジタル印刷工法のため、マスク等の治具が不要
  3. データ投入から1日で製造が完了
  4. 立体的な形状のデバイスの製造が可能
  5. 廃液廃材を最小化するサスティナブルな製造方法


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