ドミノピザは3Dプリントパーツでカスタマイズされたドローンを使ってピザ配達の運用を開始する
大手ピザチェーン「ドミノ・ピザ」を展開する「Domino’s Pizza Enterprises」は、宅配用ドローン開発を手掛けるオーストラリアのスタートアップ企業「Flirtey」と共同で宅配用ドローンシステム『DRU DRONE』を開発。
目的地上空でホバリングしワイヤーでピザを下ろす
以前より地上宅配システム「DRU(DOMINO’S ROBOTIC UNIT)」の開発を手掛けてきた同社は、2016年度中にニュージーランド国内(商用ドローン飛行承認済)でドローンを使ったピザの宅配を開始する。
地上宅配用ロボットDRU
今回のドローンは当面ニュージーランド国内の1店舗のみで試験運用を行い、今後は日本、オーストラリア、ベルギー、フランス、オランダ、ドイツなどでもドローン宅配を実施する計画をしている。
Flirteyが開発する自律型の宅配ドローンは、アルミニウムやカスタマイズされた3Dプリントパーツから構成されており、フル充電の単一バッテリで約10マイル(約16km)飛行することができる。
店舗近郊地域に対してはより短時間に配達が可能となるだけでなく、これまで配達エリア外であった郊外にも30分以内でピザを配達することが可能になる。
Amazonなどを中心に開発が進む「ドローン宅配システム」は、近々日本国内の一部地域でも試験的に開始されるようですが、今後数年でドローンにより宅配がごく当たり前のようになるのかもしれませんね。
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