3Dプリンター大手Crealityが上場

香港上場を機に、CrealityがAI活用と製品群拡大で3Dプリンター市場の次世代戦略を加速

中国・深圳の3Dプリンターメーカー Creality は、創業12周年を機に香港市場へ上場し、AIを活用した新たな事業戦略を発表した。同社は、3Dプリンターや3Dスキャナー、クラウドサービスを連携させ、誰でも使いやすい3Dプリント技術の普及を目指すとしている。

2014年の創業以来、個人向け3Dプリンター市場を中心に成長してきたCrealityは、香港上場を機に、AI活用と製品群拡大で3Dプリンター市場の次世代戦略を加速するとしている。
従来の3Dプリントでは、造形時の設定やデータ作成に一定の知識が必要だったが、CrealityはAIによるモデリング支援や設定の自動最適化を進めることで、初心者でも扱いやすい環境の実現を目指している。

Screenshot

今回新技術として発表された「KliTek」は、多色・多材料造形を効率化するシステムで、ノズル交換の高速化や材料認識機能により、色替えや異なる素材を使った造形をより簡単に行えるようになる。また、AI機能を強化したCreality Cloud、3Dスキャナー、レーザー加工機、フィラメント再生システムなども公開された。これにより、3Dデータ作成から造形、材料再利用までを一つの環境で完結できる体制を構築する狙いだ。

今回のCrealityの動きは、3Dプリンター業界が新しい段階に入ったことを示している。今後は本体性能だけでなく、AIによる使いやすさ、材料の多様性、クラウド連携、データ共有、環境配慮まで含めた総合力が問われる時代になる。


関連記事

3DP id.arts の最新投稿をお届けするニュースレターへの登録はこちら

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でid.artsをフォローしよう!

     

ページ上部へ戻る