生成AIでジュエリーをデザインし3Dプリンタで製品化

会話をするようにオリジナルのジュエリーが作れる生成AIでジュエリーをデザインし3Dプリンターで製品化

EncodeRing は、ChatGPTを用いたオリジナルジュエリー制作AI「Jewerly Planner AI」をリリース。本サービスは、ChatGPTを用いたジュエリーデザインAIで、本物の人と会話をするようにジュエリーデザインを作成し、3Dプリンターで製品にすることができるオーダーメイドサービスとなっている。

チャット感覚でデザインを生成

会話をしながらデザインが作れる(予算に応じた提案も)

Jewelry Planner AIは、本物の人と会話をするような形でデザインを生成できるAIツールで、予算、素材、デザインのイメージ、使いたい石など必要な項目を伝えるだけで簡単にデザインを作成することができる。

AIが予算に応じた最適な提案を行う

3Dプリンターで実際の製品にすることが可能

Jewelry Planner AIで生成したデザイン画像は、3Dモデル化し、3Dプリンターを用いて最終的なジュエリーとして製品にすることが可能。

元画像

3Dモデル化

3Dプリンターで作られたリング

既存の画像からデザインすることも可能

制作したいイメージがすでに具体的に決まっている場合は、元となる画像をアップすることでデザインが可能。こういうイメージで作成したいという要望をストレートに伝えることができる。

元画像(左)と生成画像(右)

制作イメージの例

生成ワード:シルバーのシンプルなリングで、リングの幅は2mm。中央に四角いブルーサファイアを一つつけてください。留め方は覆輪留め。サイドにはパヴェでジルコニアを配置してください。予算は6万円です。

生成ワード:シルバーリングにゴールドのメッキ。中央に小さなダイヤモンドをつけてください。ダイヤは爪で留めてください。リングは少しだけ捻ってください。リングの幅は2mmで、シンプルなデザインがいいです。予算は3万円です。

1点物を大量に製造する仕組みを応用・進化
EncodeRingでは、これまで累計5万本を超えるジュエリーを3Dプリンターを活用することで制作してきた、特に音声の波形でデザインするオーダーメイドアクセサリーのEncodeRingは全て形が異なるため、1点物を大量に製作するための仕組みが必要であった。今回のJewelry Planner AIでは、3Dプリンターを用いたマスカスタマイズの生産ノウハウを応用することにより、デザインが異なるジュエリーの大量生産の実現を目指すとしている。

デザイナー不足を解消。誰もが一点物を作れる世界を目指す
ジュエリーデザイナーの数は少なく、業務が属人的なこともあるため、オーダーメイドジュエリーの障壁は高いままとなっている。生成AIを活用することでデザイナー不足を解決し、さらに3Dプリンターをベースに作る効率化された量産システムによって、オーダーメイドジュエリーの障壁を下げ、誰もが一点物を手軽に作成できる世界の実現を目指すとしている。


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