3Dプリント技術と職人技を融合させた布製花瓶

3Dプリンティング技術と伝統的な職人技を融合させた磁器製布製花瓶「Forma Fabrica」

工業デザイナー Nir Neria は、3Dプリンティング技術と伝統的な職人技を融合させた磁器製の花瓶「Forma Fabrica(フォルマ・ファブリカ)」シリーズを発表した。

All images Nir Neria

フォルマ・ファブリカシリーズは、モジュール式で再利用可能な布の型から作られたユニークなデザインの磁器製花瓶で、3Dプリンティング技術とコンピュータデザイン、そして縫製技術を駆使して開発された。

成形プロセス

この磁器スリップキャスト技法は、布の触感的な可鍛性と磁器の構造的な剛性を結びつけている。その結果、模様、色、形の相互作用が探求され、布の本質を保ちながら、その過程で予期せぬ質感が探求される。

3Dプリントフレームで型となる布を固定

ニル・ネリアは、磁器と布という一見異なる2つの媒体の相互作用の研究に着手。彼女の開発プロセスは、さまざまなテキスタイルや鋳造の仕組みを研究・テストすることから始まり、最終的には、希望する形状に必要な型の3Dプリントモデルをデジタルでデザインするという技法に磨きをかけた。

成形・着色された花瓶類

生地と3Dプリントされたフレームはモジュール化されており、再利用が可能で、鋳造されたすべての容器に独特の微妙なフォルムを作り出す。デザイナーはまた、顔料を転写し、複雑な工程で磁器に着色する媒体として布を利用する。


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