- 2023-6-1
- 最新情報
- 3DPrinter, 3DPrinting, 3Dプリンター, 3Dプリンティング, Education, filament, IoT, Nano Dimension, PCB, テクノロジー, フィラメント, 導電性インク
FUJIとJ.A.M.E.Sがアディティブエレクトロニクスの普及促進のためのパートナーシップを締結
電子部品実装ロボットならびに工作機械を開発・販売する FUJI は、ドイツのオットブルンに本拠を構える電子機器会社 J.A.M.E.S GmbH と、アディティブ・マニュファクチャリング・エレクトロニクスの普及促進に向けたパートナー契約を締結した。
FUJIでは、基板の樹脂造形、回路形成、部品実装を兼ね備えた独自のAME(アディティブ・マニュファクチャリング・エレクトロニクス)装置であるエレクトロニクス3Dプリンター「FPM-Trinity」を開発しており、AME開発の共同コミュニティを運営するJ.A.M.E.Sとパートナー契約を締結した。
J.A.M.E.Sは、AMEの開発を推進するために設立され、AMEの限界を追求し、誰もが利用できる技術に発展させることを目的としている。J.A.M.E.Sが運営する共同コミュニティは、関連メーカーとユーザーが集うリアルタイムコミュニケーションの場であり、企業の垣根を超えた連携や知見を相互に共有することが可能。FUJIは、今回のパートナー契約により「FPM-Trinity」を活用した新たなアイデアやソリューションの提案の機会を創出し、エレクトロニクス業界への更なるAME普及促進を目指すと同時に、J.A.M.E.S.のネットワークを活用して、市場とユーザーからの情報を取得し「FPM-Trinity」の製品価値の向上と事業戦略への反映に努るとしている。
FPM-Trinityの特徴
- 「樹脂造形」「回路形成」「部品実装」の機能を複合したエレクトロニクス3Dプリンター
- CADの設計データの直接投入によるデジタル印刷工法のため、マスク等の治具が不要
- データ投入から1日で製造が完了
- 立体的な形状のデバイスの製造が可能
- 廃液廃材を最小化するサスティナブルな製造方法
関連記事
- 導電性弾性インクで自立型構造物を3Dプリント
- 導電性フレキシブルTPUフィラメント「Conductive Filaflex」
- 絶縁性や耐薬品性を兼ね備えたフィラメント「Filaflex SEBS」
- 画期的な3Dプリント用セラミック・ガラス材料
- 究極のバイオプラスチックフィラメント「allPHA」
3DP id.arts の最新投稿をお届けする「Newsletter 3DP id.arts」への登録はこちら
最新情報をお届けします
Twitter でid.artsをフォローしよう!
Follow @idarts_jp