DMG MORIとイリノイ工科大学、積層造形技術と関連する先端製造業のための国立センターを設立
世界最大手の工作機械メーカー DMG MORI と、米国の研究型私立理工系総合大学であるイリノイ工科大学は、積層造形技術と関連する将来の先端製造業の労働力を訓練・開発・強化するため、大学と産業共同アカデミーの1つとなる、先端製造業のための国立センターの設立を計画している。
両者は、この国立センターが半導体産業を含む米国の先端製造業を復興させるために必要な数百万の労働者を育てるという国家の目標に重要な役割を果たすことになると期待している。また同センターは、2025年に「Formnext Chicago」を開催する予定のシカゴ地域が、高成長・高賃金・ハイテク製造業の労働力を地域および全国規模で開発・支援する拠点となることを目指し、直接的なサポートを計画しており、経済と労働力開発に最大限の効果を発揮するため、イリノイ州および地域の産業界や高等教育機関などの幅広いパートナーを求めている。
イリノイ州知事JB Pritzker氏は「DMG MORIとイリノイ工科大学のこの画期的なパートナーシップは、イリノイ州の学生に新しい道を開くだけでなく、製造業における国家の中枢としての地位を確固たるものにすることであり、経済的に豊かで、あらゆる機会に恵まれる我々のビジョンを前進させるものです」と述べている。
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