- 2015-5-24
- 最新情報
- 3DPrinting, 3Dプリンティング, Materialise, Selective Laser Sintering, SLS, インテリア, 家具, 建築模型, 建築関連, 粉末焼結
粉末焼結積層方式/ポリアミドで3Dプリントされたフィンランド生まれの高級家具DINO
ヘルシンキを拠点に活動するデザインスタジオKAYIWAが開発、発売するこの作品は、粉末焼結積層(SLS)方式で3Dプリントされた衣装ラック。
「DINO」と名付けられたこの作品の生産にはMaterialiseが協力しており、同社の粉末造形技術を用いて受注生産される。
ハンガー本体とハンガー間に設置されるスペーサーは、粉末ポリアミド素材でレーザー焼結造形されており、このハンガーをパイプ上で滑らかに移動させるため、電解研磨で精密研磨されたステンレスパイプに設置されている。
※ページ下部に拡大イメージを添付したので、気になる方は表面の仕上がりの様子など確認してみてください。
今回紹介した写真のラック「DINO MODULE」は、€54,500(私の計算が間違っていなければ、約700万円)と、欧州の高級家具メーカー並みの価格。当然、デザインに対する付加価値を含めての金額ですが、庶民にはちょっと手が出ない製品ですねw
ただ、ここまでの仕上がり精度と染色技術は、さすがMaterialiseさん。といった感じですね。
製品仕様
- 素材:ポリアミド
- 全体の高さ:211.6cm
- 全幅:105.8cm
- 奥行き:52.9cm
- 総重量:80kg(配送重量:90kg)
- ハンガー高さ:27.6cm~47.7cm
- ハンガー幅:41.2cm
- ハンガー厚さ:3.7cm
- ハンガー数量:16
- 納期:約5週間
- 価格:€54,500.00
粉末ポリアミドのザラっとした質感は残ってますね。
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