圧倒的な存在感を醸し出す3Dプリントゾーエトロープ

ルーベンスの絵画に基づいて作成されたバロック様式の素晴らしい3Dプリントゾーエトロープ

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ピーテル・パウル・ルーベンスの作品「幼児虐殺」に基づいて構築された、この3Dプリントゾーエトロープ(静止画を素早く入れ替えることで、動いていように見せる器具)は、ロンドンを拠点に活躍するアーティスト Mat Collishawと、3Dモデリング&アニメーション担当Sebastian Burdonによって造られた作品。

3D printed zoetrope-4

350以上のキャラクターや背景パーツから構成されたこの作品は、18のフレームに分割されており、複数台の3D Systems CubeProを使い、モデリングから完成までに約6ヶ月もの歳月を費やして3Dプリントされている。
3Dモデリングを担当したSebastian Burdonは、3ds MaxとZBrushを使ってプリント用データ製作。

これだけのパーツを正しくアニメーションさせるためには、3DCG製作段階でのアニメーション(シミュレート)にも苦労されたのではないでしょうか?

3d printed zoetrope-2

毎分60回転で回転するこのゾーエトロープ内部に設置されたLEDライトは、毎秒18回間隔で点滅するようにプログラムされている。

この作品は、ニューヨーク、ロンドン、ボローニャなど、世界中の有名美術館などにも出展されているそうです。是非実物を観てみたいですね。


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