神奈川県警が3Dプリンタ銃を製造し実証試験!

神奈川県警が逮捕者の公開したデータや同型プリンタを使い3Dプリンタ銃の実証試験を開始するそうです!

3dpgun

先日お伝えしたばかりの3Dプリント銃製造に関する逮捕者(前回の記事はこちら)ですが。
神奈川県警は、今回の容疑者が製造した物と同じ3Dプリント銃について、容疑者所有の同型プリンタとデータを使って製造し、発射実験などを行い殺傷力の検証などを行うようです。
試験によって実銃として使用できることが確定すれば、武器等製造法違反容疑で正式に逮捕となるのかもしれませんね。

今回逮捕された容疑者のサイトや公開されていたデータについては、2014年2月にこちらの記事でお伝えしましたが。
当時のサイト(現在はこちらで公開中)でも確認できるように、製造された銃の製造に当たっては、NCや旋盤など様々工作機械を使っていたようです。

下記が同容疑者が銃製造のため所有していたプリンターや工作機械

  • 3D Printer:PortaBee 3D Printer
  • PROXXON Milling Machine
  • Lathe KS-200
  • BELLMEX X1 Long Table
  • PROXXON Mini Band Saw

報道では、あたかも3Dプリンター単体で製造したように扱われていますが、実際に実弾を発射できるレベルの銃を安価なFDM方式プリンタで作ることはかなり難しく、危険が伴います。
仮に実弾が発射出来ても、弾丸を真っ直ぐ飛ばすことや、狙ったところに命中させる精度などはまた別次元の問題になろうかと思います。
容疑者が工作機器を利用したのは、より精度を高めて実弾射撃できるようにするためだったのでしょう。
今回の神奈川県警の再現実験の話題を受けて、更に誤った報道がなされそうですね。

以下、読売新聞からの引用

3D※プリンターで作られた樹脂製拳銃(3Dプリント銃)の所持事件で、神奈川県警は、銃刀法違反容疑で逮捕した元大学職員居村佳知容疑者(28)(川崎市高津区)が持っていたものと同じ3Dプリンターを使い、銃身などの主要部品を実際に製造する実験を行うことを決めた。再現実験により、部品の製造方法や手順を確かめたうえで、武器等製造法違反容疑で再逮捕する方針だ。

捜査関係者によると、居村容疑者の説明や自宅から押収した3Dプリント銃の設計図データを基に、複数の部品を作成し、実弾発射の衝撃に耐えうる強度があるかどうかなどを調べる。居村容疑者は「銃1丁作るのに30時間くらいかかった」などと供述しているという。再現実験は武器の部品製造となるため、県警は、事前に武器等製造法を所管する経済産業省の許可を得る。一方、横浜地検は28日、居村容疑者を銃刀法違反で横浜地裁に起訴した。

今後の警察や司法の対応を見守っていきたいですね。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でid.artsをフォローしよう!

   

ページ上部へ戻る