島工業大学で建設用3Dプリンタ造形見学会を開催

鴻治組、広島工業大学で建設用3Dプリンタの造形見学会を初開催

1882年創業の総合建設会社である鴻治組と、広島工業大学は、建設分野における先端技術である建設用3Dプリンタによるコンクリート構造物(階段工等)の造形見学会を授業の一環として、建設用3Dプリンタメーカー Polyuse と共同開催する。

鴻治組では、建設分野のDX(デジタル・トランスフォーメーション)として、ドローンや3次元モデル、ICT(情報通信技術)建設機械などを積極的に活用し、効率的に工事を進める取り組みを行っている。その一環として、今回は建設用3Dプリンタを用いた構造物の工事活用を行う。また広島工業大学では、最先端のDX技術の紹介を授業に取り入れ、これからの時代を担う技術者の卵を育てる教育を実践している。
見学会当日には、建設用3Dプリンタで複雑な形状のベンチモニュメントや実際に工事で使用する構造物等(階段工)の造形を現地で行うことが予定されている。

建設用3Dプリンタは、これからの建設業の担い手不足の解消や工期短縮・省人化など、複雑な構造も容易に造形できる画期的な技術であり、これからの建設業を大きく変える工法と期待されており、建設用3Dプリンタの大規模な見学会を大学構内で実施することは、広島のみならず全国的に見ても極めて希少な機会である。

建設用3Dプリンタ造形見学会概要

  • 開催日時
    ● 令和6 年4 月18 日(木) 3コマ目「土木基礎工学」環境土木工学科1年生向け授業
    13:15~14:55(雨天決行)
    ● 令和6 年4 月19 日(金) 2コマ目「コンクリート工学」環境土木工学科3年生向け授業
    10:45~12:25(雨天決行)
  • 開催場所
    広島工業大学 新1号館横 駐車場(〒731-5193 広島市佐伯区三宅2-1-1)
  • 主催
    ㈱鴻治組、広島工業大学、国土交通省中国地方整備局 太田川河川事務所、㈱Polyuse
  • 内容
    初日:複雑な形状の特注仕様のベンチモニュメント造形
    二日目:実際の工事で使用する構造物(階段)の躯体造形
  • 適用工事
    令和5年度三篠川丁地区築堤護岸他工事(受注者:㈱鴻治組、発注者:太田川河川事務所)

内容に関するお問い合わせ先
TEL:082-222-5216
E-mail:konishi@kouji-c.jp
担当:(株)鴻治組 土木部 小西


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