銃ディーラーが3Dプリンタで作ったサプレッサー

銃ディーラーが3Dプリンタを利用し製作した22口径用3Dプリントサプレッサー

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つい先日『カーボン素材で高強度3Dプリント銃を製造?』の記事にて、3Dプリント銃の創作者コー​​ディ・ウィルソンについてお伝えしたばかりですが。今回紹介するのは、銃本体ではなく、3Dプリントされたサプレッサー(サイレンサー)に関する話題です。

米国テキサスの銃器ディーラーは、自身の所有する3Dプリンタを利用して、22LRライフル&ピストル用のサプレッサーを開発しました。
銃社会と呼ばれている米国においても、サプレッサー(サイレンサー)の使用(所持)は厳しく規制されており、購入には管轄地域の法律に則った手続きが必要であり、許可を得たモノしか入手することができない特別なツールとなっています。

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22LRと市販サプレッサー

今回、このガンディーラーが製作した3Dプリントサプレッサーが、テキサス州において合法的なモノなのか微妙ですが、市販されるサプレッサー(高いモノでは1,000ドル以上)と比較し、この3Dプリントサプレッサーは僅か数ドル程度の材料費のみで製造が可能です。
3Dプリンタで造形される3Dプリント銃にも、ある程度の強度と実用性が証明されてきており、さらにこのサプレッサーのような関連ツールまでも造形するようになると、いつか本当に3Dプリント銃を用いた殺傷事件が発生するかもしれませんね。

映画などの影響で勘違いされやすいですが、サプレッサー(サイレンサー)は発射音を完全に消す「消音機」ではありません。実際の発射音は、下動画からも確認することができます。

Wikiより引用

サプレッサー(英: suppressor)は、銃の発射音と閃光を軽減するための筒状の装置である。銃身の先端に取り付ける形で使用される。サプレッサーには、発射音の抑制を主な目的とする「サウンド・サプレッサー(サイレンサー[1])」や、発射炎の抑制を主な目的とする「フラッシュサプレッサー」などがあるが、ここでは「サウンド・サプレッサー」について記述する。また、特に断りのない限り、「サウンド・サプレッサー」を単に「サプレッサー」と記述することにする。


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