Cobra Golf、3Dプリント製アイアン「King Tour」

Cobra Golf、3Dプリント技術で重量を軽減した「King Tour」の新シリーズを発表

米国カリフォルニア州のスポーツ用品ブランド Cobra Golf(コブラゴルフ)は、3Dプリント技術を活用した「King Tour」の新シリーズを発表した。このアイアンは、DMLS方式の3Dプリント技術を用いて製造されており、内部に3Dプリントされたラティス構造を備え、重量が従来比で33%削減されている。

316ステンレス鋼を素材とする「King Tour」アイアンは、洗練された外観と柔らかな打感を持ちながら、高い許容性を実現。昨年発売された3Dプリント製品である「LIMIT3D」クラブと同様に、ツアープロから中・高ハンデキャップのゴルファーまで、あらゆるプレーヤーに高いパフォーマンスを提供することを目指している。

3Dプリント技術を活用したアイアン製品は現在予約受付中で、2025年3月21日から販売が開始される。各クラブには、KBS $-Taper 110スチールシャフトとLamkin Crosslineグリップが標準装備され、標準的な4番からピッチングウェッジまでのセット(右利き用および左利き用)の価格は£2,199(約42万円)からとなっている。また、3番アイアン、ギャップウェッジ、カスタムシャフトやグリップも同社のオンラインストアで注文可能である。

同社のイノベーションディレクターであるライアン・ローチ氏によれば、昨年発売されたLIMIT3Dは、ゴルフ界における大きな出来事であり、一部のプレーヤーから「過去10年間で最大のアイアンの革新」と評価を受けているという。また、3Dプリント技術の採用により、鋳造や鍛造では不可能なデザインを実現し、クラブの外観と打感を向上させることができたと付け加えている。


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