インテルキュリーモジュール搭載3Dプリントファッション

インテルとCHROMATはキュリーモジュール搭載のスポーツブラとドレスを開発

ここ数年、3Dプリント技術を用いたファッションの開発が盛んになってきましたが、Chromat 2016 春/夏 MOMENTUMコレクションで公開された3Dプリントファッションには、インテルのイノベーションチームと共同開発したハードウェア搭載作品が含まれています。

Chromat AEROSスポーツブラにはインテル『Curie(キュリー)』モジュールと複数のセンサーが装着されており、着用者の体温や発汗を感知すると3Dプリントパーツと形状記憶合金で構成されたメッシュ状の部位を稼働させ、身体を冷却するための通気口を開閉するシステムが組み込まれています。

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イメージソース:Chromat

The Chromat Adrenaline Dress(アドレナリン ドレス)は、3Dプリントドレス製作の先駆け的存在FRANCISBITONI SUTUDIOと協力し、拡張可能なカーボンファイバーフレームを搭載したドレスとして開発。
Curieモジュールとセンサーを装備したこのドレスは、着用者のアドレナリンやストレスを感知すると、背中に装備されたカーボンフレームが、戦闘モードや飛行モードと呼ばれる形状に変形し、着用者の感情や感覚を表現するというもの。

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イメージソース:Chromat

インテル『Curie(キュリー)』モジュールに統合されたセンサーデバイスを搭載した今回のコレクション。このようなファッションへの挑戦は、新素材の開発と共に今後益々盛んになってくる分野として考えられます。日本国内からの事例はまだまだ少ないですが、是非日本ブランドからもこのような作品が生まれて欲しいですね。

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