3Dプリント製ベンチを金沢の公園へ設置

金沢工業大学と鹿島建設、3Dプリンティング技術による革新的なベンチを金沢市に設置

金沢工業大学鹿島建設は、共同開発したセメント系3Dプリンターによって製造された新型ベンチを金沢市の公園に設置。この取り組みは「金沢SDGs」の実現に貢献し、尾山神社と鼠多門・鼠多門橋近くの金沢市外濠公園二号地で2024年3月に公開された。

このベンチは、伝統的な友禅流しの技法を現代的に解釈したデザインが特徴で、設計から製造までの全工程をデジタル化し、精緻な形状の実現が可能である。さらに、ベンチ製造に使用されるコンクリートは、製造過程でCO2を大量に吸収し固定化することにより、世界で初めてカーボンネガティブを実現した「CO2-SUICOM(スイコム)」を採用。

このプロジェクトは、地域社会への持続可能な貢献を目指し、建築分野における環境への影響を考慮した革新的な取り組みを示すものである。

プレスリリース


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