- 2015-10-30
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2015年に登場した話題の飲料ボトルデータ公開中
シリーズ誕生30周年を記念し限定発売された某飲料メーカーのペットボトルを、3Dプリンターを使ってリアルスケールで再現してみました。
シリーズPART2で描かれた未来「2015年」に登場したこのボトル。6500本のみの限定商品として米国アマゾンから発売されたものの、発売に関する詳細な事前アナウンスがなかったため、購入を逃したファン等による激しいバッシングを受けた商品。
色々な意味で話題となったこの30年記念ボトルを、3Dプリント用データとしてまとめThingiverseにアップしました。
※データは個人の習作用として製作したモノで、実際の商品とは関わりはありません。
造形後のサイズは実物とほぼ同寸
キャップの開け閉めもできるようにしてあります
下写真は『MakerBot Replicator Z18』で造形したモデルです。造形領域の広いZ18(305(L) x 305(W) x 457(H) mm)では一発造形ができますが、造形エリアの狭い一般的な3Dプリンターの場合は、分割して造形する必要があります。
造形エリアの広いZ18であれば、背の高いボトルも一発造形可能
こちらは、分割造形中の『MOMENT S』
今回は造形後にコーラを入れて飲むため、食品安全性に適応したフィラメントFormFutura社の『HDglass』を使用。キャップ部分には、Polymaker社の『PolyPlus PLA True Colour/ブルー』を使用しています。
完成した造形品のラフト設置面などを仕上げるため、3Dプリント用研磨材「TuneD3 BASIC(グリーンシート80と40)」を使い、部分的に粗研磨を行いました。
液漏れを極力なくすため、インフィル(造形物の密度)を上げて造形し、完成したモデルにP社のコーラを入れて飲んでみました!
もちろん味は変わりませんが、なんとなく映画の世界を感じることができた?かもしれません(^^;
Pコーラを注ぎ、さっそく試飲
液漏れも大丈夫そう…
今回紹介したフィラメント「食品対応フィラメント FormFutura社 HDglass」や、3Dプリント用研磨材「TuneD3」は、下記サイトから購入することが可能です。
3Dプリンタ用フィラメント専門ショップ『3DFS』
3Dプリント用研磨材「TuneD3」
今回造形に利用した『MOMENT S』3Dプリンターの問合せは、AAA Corporation(有限会社 エーエーエー コーポレーション)さんへ
メール:support3d@aaa-corp.co.jp
電話:078-272-2580(代)
URL:http://aaa-corp.co.jp/3dprinter/index.html
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