3Dプリンタでつくられた家が福袋に!

2023年の髙島屋の福袋は3Dプリンタでつくられた家 「Sphere」

大阪府大阪市中央区難波に本社を置く老舗の大手百貨店髙島屋は、2023年1月2日の初売りの目玉企画として、日本初の3Dプリンタ住宅メーカーセレンディクスが手掛ける3Dプリントハウス「Sphere(スフィア)」を福袋として販売する。

3Dプリンタのメリットを最大限生かした未来の住宅デザインを形にした「Sphere(スフィア)」は、一般住宅とは異なり、敷地内にわずか24時間で施工可能で(造成工事や基礎工事等の時間は除く)、約10平米のタイニーハウス(小屋)として設置することができる。住宅のデザインは世界的に有名なアメリカ・ニューヨークの曽野正之「Clouds Architecture Office」が行い、設計は国内外のコンソーシアム企業約140社と共同開発を行った世界最先端の家として注目を集めている。

髙島屋は、2023年の福袋に「Sphere(スフィア)」屋内を彩る家具やアイテムが自由に選べるオプションをセットにした特別企画を用意した。

Sphereの特徴・スペック

  • 面積:約10 平米 (※高さ約3.9m) ※必要最低面積30平米
  • 構造形式は鉄筋コンクリート造(RC造)。
  • 構造躯体は、日本よりも厳しいと言われるヨーロッパ基準の断熱性能をクリアし、リブ補強がされた2 重構造の設計。
  • 球体の形状により、物理的にも強い設計構造。耐震強度は、駅や庁舎、スタジアムやホテルなど大小様々な規模の建築物を手がけ、多くの受賞歴を持つ(株)KAPが構造設計を担当。
    ※屋内での電力使用は可能、水回りの使用(水道工事の対応)は不可能。
  • 3Dプリンタのメリットを最大限生かし、住宅問題(人手不足や建築コストの上昇、ウッドショック問題など)はもちろん、脱炭素化(資材輸送のエネルギー消費量の削減による CO2 削減)、廃棄量(建築資材)の減少といった課題解決にも貢献。
  • 最先端のロボティクスを用いた3Dプリンタを使用し、24時間以内に施工が可能。
    ※造成工事や基礎工事などの整地時間を除く。


関連記事

3DP id.arts の最新投稿をお届けする「Newsletter 3DP id.arts」への登録はこちら

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でid.artsをフォローしよう!

     

ページ上部へ戻る