リコーは自社初となる粉末焼結積層造形(SLS)方式3Dプリンター『 RICOH AM S5500P』をリリース
つい先日、Canon初の3Dプリンターのコンセプトモデルについてお伝えしたばかりですが、今回ご紹介したのは、大手事務機器・光学機器メーカーRICOH(リコー)がリリースした、自社初となる粉末焼結積層造形(SLS)方式3Dプリンター『RICOH AM S5500P』です。
RICOH AM S5500Pはアスペクトとの共同開発による製品で、ナイロン12・ナイロン11・ナイロン6、ポリプロピレンなどの耐熱性に優れた樹脂素材を材料として利用できるハイエンドモデルです。強度に優れた材料と造形品質は、ラピッドプロトタイプに限らず、少ロット生産にも対応。
同機の標準価格は7500万円(消費税別)
RICOH AM S5500Pの主なスペック
- レーザー出力:100W
- スキャンスピード:15m/秒
- 積層ピッチ:0.08mm〜0.20mm
- 造形エリア(W×D×H):550×550×500mm
- 本体寸法(W×D×H):2,100mm×1,520mm×2,400mm
- 電源:3相AC200V±10% 50A 50/60Hz
- 材料:ナイロン12、ナイロン12(ガラスビーズ入り)、ナイロン12(カーボンファイバー入り)、ナイロン11、ナイロン6(ガラスビーズ入り)、ポリプロピレン
同社は、RICOH AM S5500Pの国内受注を今月30日より開始し、今後は海外展開も計画しているそうです。
関連記事
- Canonが自社初の3Dプリンターを発表
- DWSの低価格モデルXFABが正式販売開始
- 家庭用3Dプリンター『Finder』
- スマートフォンを使った世界初の3Dプリンタ!!
- 多機能ロボットアームMakerarmがローンチ
- 低価格3Dプリンター「バッカニア」生産中止!
最新情報をお届けします
Twitter でid.artsをフォローしよう!
Follow @idarts_jp