3Dプリント技術で海洋保全

3Dプリント技術を用いてサンゴ礁レプリカを作成

Reef-3dprint

過去に、太陽光と砂を使ってガラス作品を制作する3Dプリンタ「Solar Sinter Project」や、土壌顆粒を利用した建築プリント研究プロジェクト「Stone Spray Project」など、天然の砂を利用した3Dプリントプロジェクトをお伝えしてきました。
今回ご紹介するこのプロジェクトは、イタリアの発明家エンリコディーニの手によって生まれたエコプロジェクト。巨大な3Dプリンタを使って砂からリアルなサンゴ礁レプリカを成形し、人工リーフを構築。サンゴ礁を復元することで、沿岸の海洋生物の保全などを目的として生まれたプロジェクトのようです。

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従来のコンクリート成形とは異なり、海水系バインダーと共に砂の混合物を使用して無害なサンゴ礁レプリカを生成。海岸に沿って海底から砂や汚泥の浚渫を行いサンゴレプリカを設置。




日本にも、サンゴ礁の復活など海洋生物の保全に関連するプロジェクトは色々あると思いますが、全てを人力によってまかなうには限界があると思います。こういったプリント技術などを巧みに利用し、環境保全などに役立てていけると良いですね。

 

 

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