発売開始小型SLA 3Dプリンター Projet1200

2014年発表3DSystemsの最新小型SLA 3Dプリンター「Projet 1200」が発売開始!

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以前の記事でもご紹介した3DSystemsの最新デスクトップ型SLAプリンター「Projet 1200」ですが、いよいよ2014年3月24日にリリースされるようです(具体的な出荷時期は未確認)。

Projet 1200は、宝飾品・電子部品・歯科用ワックスなど、小型で精密な部品製造や鋳造原型製作に向けたデスクトップ型の3Dプリンター。
以前の記事でもご案内の通り、ハード的には先行する「MiiCraft」とほぼ同じ。Projet 1200では「VisUet FTX グリーン」という専用の材料を利用した成形を行う。この材料が鋳造品の原型としてどこまで適した素材なのか?実際に利用してみないと分からない部分です。早くユーザーの意見を聴いてみたいですね。
id.artsでは、通常業務の一つとして宝飾品のデザインを数多く手掛けています。かなり以前より、鋳造原型製作の場では3Dプリンターを利用するのが当たり前のようになっていますが、メインとなる機種はDWSやPerfactoryなどの高額(数百万円台~1,000万円超)な造形機です。
MiiCraftやProjet 1200のような安価プリンターを、それらの代用品として完璧な形で利用するのは正直難しいと思いますが、用途を限定して利用すれば、ある程度実務利用も可能ですね。
 

EOS 10D CMOS RAW IMAGE

Projet 1200 製品概要
本体価格:4,900ドル
発売時期
:2014年12月
解像度:56ミクロン(585dpi)
最少ピッチ:0.03mm
造形速度:14mm/h
材料:VisUet FTX グリーン
材料パッケージ:専用オールインワンパッケージ
造形サイズ:43mm(X)×27mm(Y)×180mm(Z)
対応フォーマット:STL
対応OS:Windows
その他製品の詳細 http://www.3dsystems.com/3d-printers/professional/projet-1200

 

歯科分野での活用例紹介




宝飾分野での活用例紹介




 

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