頭の動きに追従するOculus Rift用空撮カメラ

Oculus Riftを装着した頭の動きに連動し可動する空撮用デュアルカメラ

OculusRift_djiphantom1

つい先日、Facebookによる買収で話題となったOculus Rift。空撮に関する話題と共にid.artsでも度々お伝えしてきましたが、こちらで紹介する空撮用マルチコプター(DJI Phantom)には、HMD装着者の頭の動きに追従して可動する空撮用デュアルカメラが搭載されています。
これまでにもデュアルカメラ+Oculus Riftを使った空撮は幾つも事例がありましたが、今回のデモ映像ではDJI Phantomに装着した2台のカメラが、Oculus Rift装着者の頭の動きに連動して動いている様子が確認できます。

OculusRift_djiphantom2

カメラの連動機能自体は良い感じですね。ただし、HMD装着状態でマルチの操作はかなり危険ではないでしょうか…。
デモ機のため酷いコンニャク現象も発生していますが、専用のジンバルのようなモノが開発されれば、この辺りの問題は回避できそうですね。筆者のようにOculus Riftを付けるだけで3D酔いしてしまう人もいると思うので、映像が安定するまで装着は控えた方が良いかもしれませんw

こんな話題をお伝えする一方で、昨日(2014年4月27日現在)こんなNewsも飛び込んできました。
『危険!小型無線ヘリ 栄を空撮中墜落、あわや惨事』
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014042790085957.html

本格的な空撮に利用される高額なマルチコプターなどでは、保険加入した上で撮影される場合が多いと思いますが、ホビーユースで空撮を愉しむマルチコプターユーザーには、保険未加入の場合もあると思います。法整備が追いついてないと思えるこの分野では、同様の事故が多発することで厳しい規制を敷かれる可能性が多いにあります。
空撮の許可を得たとは思えないような危険な場所(都心の人混みなど)で空撮されている映像も時折見かけることがありますが、空撮用マルチコプターの墜落等で、大きな事故に繋がった事例も報告されているようです。趣味用途で利用される方も十二分に注意を払い、可能な限り人気のない場所を選択し、保険加入の上で利用しましょう。
また、事故の危険のみならず、プライバシーの問題などに触れる場合も考えられるため、キチンと許可を得て撮影に臨みましょう!キチンとルールを守って楽しまないと、マルチコプターそのものが危険物扱いで飛ばせないようになってしまうかもしれません。

一方Oculus Riftは、デベロッパー2もリリースされ、Facebook買収を経てどんな進化を遂げのるか今後が楽しみ?ですね。

 

 

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