Nikon米国3Dプリンタベンチャーへ約10億円出資

Nikonは米国ベンチャーの革新的3Dプリンタ「Carbon3D」に1000万ドルを出資

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株式会社ニコンは、産業機器事業の強化の一環として革新的な技術で3Dプリンターを手掛けるベンチャー企業、Carbon3D, Inc.(米国カリフォルニア州)に対し、優先株の増資を引き受け10百万米ドル(約10億円)を出資した。

新たな3Dプリント技術「CLIP (Continuous Liquid Interface Production)」テクノロジによる革新的な3Dプリンタを開発するCarbon3Dは、これまでにAutodeskスパーク投資ファンドやGoogleベンチャーズなどから数億ドル単位の資金を調達。その後、GE、Ford、BMW、Kodak、ジョンソン&ジョンソンなどの大企業等と次々にパートナーシップを締結し、加速度を増して成長を続けている。

また同社は、2016年より初の商用機となるハイグレード3Dプリンター『M1』と、エンジニアレベルの専用樹脂材料をリリースしている。

※Carbon3DのCLIPテクノロジに関する詳細についてはこちらをご覧ください。

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CLIPテクノロジ搭載3Dプリンター『M1』

今回出資をおこなったNikonの他、国内ではJSRも500百万を出資。
同社は、産業における開発、試作、生産といった一連のものづくりに関わる分野における多様なソリューション提供を目的に、産業機器に関わる事業領域の拡大を目指している。


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