インド陸軍、災害に強い3Dプリント住居を公開

インド陸軍、災害に強い2階建て3Dプリント住居ユニットを初公開

インド陸軍は、インドの西部都市アフマダーバード・カントンメントに、同国初の3Dプリントによる住居ユニットを建設。この建物は、環境性能の高い建物である事を示すグリーンビルディングの基準と共に、ゾーンIIIの地震仕様に適合した災害に強い構造となっている。

2階建ての住宅は、グジュラート州にある3Dコンクリートプリンティング企業 MiCoB Pvt Ltd と提携し、3Dプリント建築技術を用いて、インド政府の軍事技術者サービス Military Engineering Services(MES)によって建設されたもので、ガレージスペース付きの71平方メートルの住戸の壁、スラブ、基礎を約12週間でプリントしている。

MESはこれまでにも3Dプリント技術を用いた構造物を建設しており、過去には、チェンナイに拠点を置く建設ベンチャー Tvasta と協力し、グジュラート州ガンジナガルにあるMESの南西航空司令部基地に、Tvastaのコンクリート3Dプリント技術と自作の建設用3Dプリンターを使い、最初の3Dプリント住宅を建設している。
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