ペットボトルを再利用した3Dプリント製キャンピングカー

リサイクル素材を活用した世界初の3Dプリントモバイルホーム「DISCOVER 3D」

3Dプリント技術を活用した製品開発を行う LEMKI Robotix は、建設3Dプリントのスタートアップ iScale3D と共同で、ペットボトルからリサイクルした世界初の3Dプリント製モバイルホーム「DISCOVER 3D」を発表した。

「DISCOVER 3D」は、およそ7,400本のプラスチックボトルに相当するリサイクルポリプロピレンとガラス繊維を組み合わせた環境に優しい複合素材で作られている。この構造物は軽量でありながら高い耐久性を備え、80%の材料が再利用可能という特徴を持つ。また、移動可能な構造により、持続可能なオフグリッドライフを実現する。

このモバイルホームには、自律型バッテリーやソーラーパネルのオプションが用意されており、電力供給に依存しない生活をサポート。温度、水位、バッテリー残量をモニタリングするセンサーを搭載し、さまざまな気候条件にも対応する。さらに、全ての部品は3Dプリンタを用いて製造され、効率的な組み立てと高い断熱性能を実現している。

サステナブルで快適な住まいを求める人に向けて設計された「DISCOVER 3D」は、3人家族が快適に生活できる空間を有している。大規模な3Dプリント技術は、製造コストや建設時間を削減し、より多くの人々に手の届く価格で提供することができる。
LEMKI Robotixは、この革新的な技術を量産化し、環境に配慮したライフスタイルの普及を促進していく計画である。


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