- 2014-1-9
- 3Dプリンタ・各種加工機
- 3DPrinter, 3DSystems, 3Dプリンター, BotObjects, FDM, ProDesk3D, フルカラー
先日CES2014で発表された3D Systemsの新商品群をご紹介しましたが、50万円前後のフルカラー3Dプリンター「CubeJet™」は注目商品の一つですね。
カラー造形に関する技法は以前から幾つか存在すると思いますが、CubeJet™がどういった手法でフルカラー造形するのかは未だ分かりません。
以前お伝えした上位モデルのフルカラープリンター「Projet 4500」は数千万円のハイスペック機種になると思いますが、50万円を切る価格帯を考えると、同時発表された「ChefJet」よりも少しコンパクトな筐体(造形サイズもコンパクト)になるかもしれません。
これまで、同価格帯のフルカラー3Dプリンターとして度々 Botobjects ProDesk3D をご紹介してきましたが、2013年後半から情報更新も滞っているようで、未だ発売に関する正式な発表がありません。日本国内代理店であるAAA Corporationさんも困惑されてるのでは?と心配になります。
CubeJet™がどのような製品になるかは分かりませんが、同価格帯のフルカラー3Dプリンターとして3D Systemsが同カテゴリ製品を公表したことで、ProDesk3Dは商機を逃してしまったのでは?
という部分が否めません。
当然、造形手法やランニングコストなど含め単純比較できない商品であると思いますが、ProDesk3Dにとってはとても厳しい状況かもしれません。2013年度中に発売開始されていれば、それ相応のアドバンテージもあったと思いますが、CubeJet™の発売時期によってはより厳しさが増すのではないかと考えます。
公開されている画像のような滑らかな積層とグラデーションカラーがこの価格のプリンターで再現できるのか?かなり疑問に思えるため、画像はProjet4500などによる造形品かもしれません。逆にこのクオリティが50万円前後のプリンターで出力できるのであれば驚きですね。一方向のカラー展開しかできない(現行バージョン)ProDesk3Dでは太刀打ち出来ないレベルですね。
本体価格差の10〜20万円など簡単に埋めてしまえる製品内容ではないでしょうか。
この辺りの情報について詳しい方がいらしゃれば、是非ご教授いただきたい部分です。
今回のCES2014で様々な新製品が公表されましたが、一番困惑しているのは国内代理店各社かもしれませんねw
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