キヤノンと東芝デジタルソリューションズがスマートファクトリー分野で協業イメージング技術とIoTを融合し生産性向上を支援
キヤノンと、東芝デジタルソリューションズは、両社のイメージング技術とIoTを活用し、スマートファクトリー分野で協業を開始。
多くの産業分野でデジタル化が加速していく中、製造業においてインダストリー4.0などに代表される大きな変革期を迎えている。今回、生産現場の生産性向上の実現に向けて、東芝グループのものづくりのノウハウとIoT技術を基に提供している東芝デジタルソリューションズのものづくりIoTソリューションと、キヤノンが長年培ってきたイメージング技術を連携させ、現場の精緻な状況把握や高度な分析を可能にするための協業を開始。
キヤノンは「CANON INDUSTRIAL IMAGING PLATFORM」のもと、ネットワークカメラや産業用カメラなどのイメージング製品および、画像処理ソフトウエア「Vision Edition」や異常監視・録画ソフトウエア「Monitoring Edition」を活用した、生産現場の「見える化」を推進。さらに、これらのイメージング技術を軸に、生産現場の自動化と生産性向上を実現するための幅広いシステムソリューションの開発を加速。
東芝デジタルソリューションズは、東芝のIoT「SPINEX(スパインエックス)」のもと、東芝グループで培った生産技術や関連ノウハウを結集させた、ものづくりIoTソリューション「Meisterシリーズ」を展開。「Meisterシリーズ」は、製造業におけるIoTデータの収集・蓄積や、効率的・効果的な活用を実現し、製造工程における品質や生産性の向上だけでなくビジネスライフサイクル全般を支援する仕組みを提供。
2018年11月より、東芝デジタルソリューションズの「Meisterシリーズ」に、キヤノンの「Vision Edition」や「Monitoring Edition」を連携。「Meisterシリーズ」で収集したIoTデータに、「Vision Edition」の画像処理で得た映像情報や「Monitoring Edition」で得た録画映像をひも付けて蓄積することで、「Meisterシリーズ」を通じて生産現場の稼働状況をより精緻かつ効率的に把握することが可能となる。これにより、生産現場において高度な現場分析が可能となり、品質や生産性の向上に寄与。
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