新型の3Dプリンター?いえ、あなたに代わって手描き文字を書いてくれるロボットプリンターです。
ステッピングモーターにVベルト、金属シャフトにはプーリーとエクストルーダーのようなヘッドを備えたプリンター。実はこれ、手描き文字を書いてくれるロボットプリンターです。
このなんともアナログチックなロボットと手描きメール送付サービスを手掛けるのは『BOND』と言うニューヨークのベンチャー企業。
共同創設者には、MakerBotの創業者ブリペティス氏らしき方の名前も。だとしたら、なんとなくうなずけるサービスですねw
以前、3DプリンタとArduinoで造った手描きロボット『字を描く姿がカワイイ電子工作時計Plotclock』をご紹介しましたが、今回紹介するBONDのサービスは、Web上から文字入力をすると、手書き風文字をロボットが実際にペン(万年筆やボールペンなど)で書き上げてくれて、そのまま指定した相手に送付してくれると言うサービスです。
機構的にはほぼFDM/FFFプリンター
手書き風?と言う表現が正しいか分からないですが、実際にペンを持って文字を書きます。
手紙は2.99ドルから発注可能で、PCやスマートフォンから手描き風フォントや台紙を選択し、文字入力を行うと、プレビュー画面にリアルタイム描画される。後は送付先の住所を入力し、送信するだけ。書きあがった手紙には、素敵な蝋封をして送付してくれるようです。
また、同サービスは予め用意されたフォントだけでなく、自分で書いた手紙の文字をベースに修正を施し、そのままロボットに手描きしてもらうことも可能です。
自分で書いた文字をそのままデジタル化
味気ないタイピング文字を複写して送付するよりも、同じ文章の手紙を何枚でも書いて送ってくれるのは有難いですね。本人が書いた文字をそのままロボットが代筆してくれてるなら、受け取った方には、まったく分からないかもしれません。
日本の冠婚葬祭では、今でも電報サービスは欠かせないものと思いますが、こんなサービスを展開したら喜ばれるかもしれませんね。
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