いよいよ受注開始されたAutodeskのオープンプラットフォーム3Dプリンター「THE EMBER」
これまで繰り返しお伝えしてきたAutodeskのオープン3Dプリンティングプラットフォーム「Spark」。このSparkテクノロジーをベースとしたAutodesk独自のSLA(DLP)方式3Dプリンターが、開発者向けに受注を開始しました。
「EMBER」と名付けられた同機は現在、材料研究者やソフトウェア開発者、各種研究機関やメーカーなどの開発者に向けて先行受注を開始しています。同社のエンバーエクスプローラ·プログラムから登録を行い、認証を受けることでプログラムへの参加が認められます。
同プログラムへの参加が承認さたメンバーは、エンバーエクスプローラのパッケージを購入することができるようになり、EMBER 3Dプリンター本体の他、エンバーエクスプローラ用品、エンバーエクスプローラ仕上げキット、専用技術サポート、各種情報やイベントへのアクセス権など。EMBER開発に必要な様々なオプションの提供を受けることが可能になります。
(FCC認証を得ていないため再販やリースは認められておらず、開発者向けに限定された販売となっているようです)
エンバー・エクスプローラー パッケージの価格:5,995ドル(USD)
※ 上記価格には、輸送費・関税・税金類は含まれていません。
出荷開始予定:2015年~(詳細は未定)
GoogleのAndroidに准えて公開されてきたSpark技術の可能性からも窺える通り、オープン化されたSparkテクノロジーと同機による研究開発が進むと、従来機種を凌駕するような革新的な3Dプリンティング技術が生まれてくるかもしれませんね。先行する製品群には、より厳しい市場競争が待ち受けているかもしれません。
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