2030年までに2000万個以上の航空宇宙部品が3Dプリントされる

AMR、2030年までに2000万個以上の航空宇宙関連部品が3Dプリントされると予想

アディティブ・マニュファクチャリング(Additive Mmanufacturing/3Dプリンティング)業界を専門に分析する米国の市場調査会社 Additive Manufacturing Research(旧 SmarTech Analysis)は最新のレポートで、2014年から2030年にかけ、3Dプリンタによる航空宇宙部品の生産が大きく成長することを発表した。

非金属部品の製造は、航空宇宙分野におけるAM造形革命の屋台骨となっており、2014年の181,168個から2030年には驚異的な11,839,620個に増加すると予測されている。この爆発的な成長は、航空宇宙分野における3Dプリンティングの用途が拡大していることを示している。

最も注目すべきは、PEKK関連の熱可塑性プラスチックが、Stratasysのみが提供していたニッチな材料から、Roboze、Intamsys、3DXTECH など、多くの材料メーカーが提供する材料へと成長したことにある。優れた強度、耐久性、耐熱性、耐薬品性を備えたPEEK3Dプリント部品は、コスト削減と生産時間の短縮を実現し、競争の激しい航空宇宙産業では非常に重要な役割を果たしている。

一方で、この分野が成長し続けるにつれて金属部品の製造も劇的に急増しており、2014年に17,766個だった金属3Dプリント部品は、2030年には8,796,518個に急増すると予測されている。この大幅な増加は、金属3Dプリンティング技術の進歩によるもので、航空宇宙分野の厳しい安全基準を満たす高強度で耐久性のある部品を生産する能力が高まっていることにある。

金属と非金属のAM造形部品の合計生産量は、予測期間末までに20,636,138個に達すると予測されている。この成長は、航空宇宙製造におけるパラダイムシフトを意味しており、従来の減法的手法からデジタル設計とAMプロセスがへと移行していることを示す。
過去のAM生産を採用する際の主な理由は、従来の生産と比較した際のスピードとコストにあったが、COVID-19パンデミックや軍事紛争のような世界的な出来事によってサプライチェーンの弱点が露呈した今、各国政府とグローバル企業は、リショアリングとデジタル化に注力している。


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