- 2014-8-22
- 3Dプリンタ・各種加工機, 最新情報
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オランダ人アーティストが手掛けた大型デルタ式3Dプリンターでセラミック素材を造形
オランダ人アーティストOlivier van Herptが2年間の歳月を掛けて開発したデルタ式3Dプリンター。
このデルタ方式3Dプリンターでは、最大高さ80cm×直径42cmのセラミック作品を製作することができる。彼はこのプリンターをベースに様々なアーティスト作品を生み出そうとしている。
従来のデスクトップタイプ3Dプリンターでは、実用サイズの作品(例えば、セラミックボウルや皿、装飾品などのようなモノ)を生産することができませんでした。また、粘土材の硬度が最適でない場合、大型セラミック造形では、自重によって造形物が崩壊してしまう可能性が高くなります。そのような状態を回避するため、専用のセラミック素材とそれを押し出せるエクストルーダーを開発し、セラミック製品を生成しています。
作者は、オリジナルのエクストルーダーを設計し、様々な種類の粘土材料をベースに実験を繰り返し、最適な機器を開発した。まだまだ開発途中の部分も多いようですが、今後の発展に期待したいですね。
同プリンタを使用するアーティストは、単純な積層だけでなく、表面にも複雑なテクスチャを描いた大型セラミック作品を造形することができる。
個人的には、もっと小さな物(茶碗などの日用品程度のサイズ)で良いので、積層後、自動で窯で焼き上げてくれるようなオールインワンセラミックプリンターなんてものがあったら良いなぁ。と妄想していますw
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