3Dプリント技術で個別栄養を実現するRem3dy Healthが世界展開を加速
パーソナライズサプリブランド「Nourished」を展開する英国のヘルスケア企業 Rem3dy Health は、3Dプリント技術を活用しパーソナライズされた栄養サプリメント事業の国際展開を目的に1,400万ポンドを調達。米国、中東・北アフリカ、インド市場への進出を加速する。

Nourishedは、3Dプリント技術を使い、複数の栄養成分を一つのグミ状サプリメントに積み重ねて製造する。利用者はオンラインで健康状態や生活習慣に関する質問に回答し、その内容に応じて必要な成分の組み合わせが決定されるため、従来のサプリメントが「多くの人に合う平均的な処方」を前提としていたのに対し、同社の仕組みは一人ひとりに合わせて作るオーダーメイド型である。

今回の投資には、スペインのHijos de Rivera、日本のサントリー、インドのApollo Hospitals、フランスのUPSA、Future Planet Capital Regionalなどが参加。食品、飲料、医療、医薬品に関わる企業が出資していることから、個別栄養サプリメントが単なる新奇性のある商品ではなく、国際的なヘルスケア市場で成長が期待される分野として見られていることが分かる。

同社は今後、人向けの3Dプリントサプリメントに加え、ペット向けの個別ウェルネス製品にも展開を広げる方針である。年齢、体質、生活環境に応じた栄養設計への需要は高まっており、3Dプリンターによるオンデマンド製造は、多品種少量生産に適した方法として有効である。
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