- 2014-6-16
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巨大ナガスクジラの化石を3Dスキャンし、3Dプリンタで実寸大に再現したスミソニアン博物館のレプリカプロジェクト
過去数回お伝えしているスミソニアン博物館関連の情報(過去記事はこちら)ですが、今回ご紹介するのはスミソニアン博物館と3DSystemsが提携した化石レプリカプロジェクト。
全長26メートルのナガスクジラの化石を高精度3Dスキャナーを使って丁寧にスキャンし、3Dデータ化。
採掘された化石はチリの博物館に展示されており、ワシントン州のスミソニアン博物館に展示するため、このスキャンデータを利用した化石のレプリカを作成。
造形には3DSystemsのSLS(粉末積層機)を利用し、3Dプリンティング~仕上げ加工。約40個のパーツに分割したモデルをSLS3Dプリンタにて造形。レゴブロックを組み立てるようにパーツを組み合わせ、パテ処理~塗装を行い本物と変わらぬクォリティの化石レプリカを制作。
こちらは、スキャニング~プリント~仕上げ~展示までの一連の流れが確認できる動画です。
仕上げ加工を施す職人さんの腕が素晴らしいですね!
クジラの3Dデータはこちらから入手可能
スミソニアン博物館3Dデータサイト「Smithsonian X 3D」からは、同類のクジラ化石の3Dモデルがダウンロード可能です。「Smithsonian X 3D」について詳しく知りたい方は、以前ご紹介したこちらの記事をご覧ください。
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