サウジアラビアに3階建て3Dプリント住宅が完成

サウジアラビアに世界一の高さを誇るオンサイト3Dプリント住宅が完成

サウジアラビアのリヤドにある不動産開発会社 Dar Al Arkan は、同社初のプロジェクトとして、超大型建設用3Dプリンタメーカー COBOD の3Dコンストラクションプリントシステムで製作した3階建ての3Dプリントヴィラを公開した。

このプロジェクトは、サウジアラビアの首都リヤドの北西に位置するシャムス・アル・リヤドにあり、サウジアラビアが展開する「ビジョン2030」の一環である1200万平方メートルの土地を使った新規開発プロジェクトのひとつである。

3Dプリントされた3階建て345㎡の住宅は高さは9.9mで、1階(130㎡)にリビングエリアを持つ広々としたホール、キッチン、2つのトイレを備え、2階(140㎡)にはマスターベッドルームを含む3つのベッドルームと2つのバスルーム、リビングルーム、バルコニーを備えている。最上階の3階には、バスルーム付きのメイドルーム、多目的ホール、ランドリールームから構成されている。

この建物は、セメント会社 Cemex とCOBODが共同で開発した、99%現地調達可能な原材料でプリントすることが可能な低コストの3Dプリントソリューション「D.Fab」を使用して、最高気温が40度を超える8月と9月に、テントを使わずに砂漠地帯でプリントされた。


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