- 2017-12-4
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3DプリントからUV硬化まで完全自動化されたSLA方式の3DプリンタDWS『XCELL 6000』
宝飾用鋳造原型など、高精細な3Dプリント造形を得意とするイタリアの3DプリンタメーカーDWS Systemsは、先に開催されたFormnext 2017で、完全自動化されたSLA方式3Dプリンタ「XCELL 6000 シリーズ」を発表した。
XCELL 6000 シリーズは、3Dプリント、洗浄、紫外線硬化までの工程を完全自動化したオールインワンソリューションのSLA(ステレオリソグラフィ)3Dプリンタで、独自の技術によって制御される回転式アームが、各工程を自動的に遷移する。
左から3Dプリント、洗浄、紫外線硬化へと遷移する
3Dプリント用データを受け取ったXCELL 6000は3Dプリントを開始し、3Dプリントを終えた造形台が自動的に洗浄モジュール~UV硬化モジュールへと移動して高精細な造形物を完成させるため、ユーザーは3Dプリント作業に介入することなく完成品を受け取ることができる。
またDWS Systemsは、XCELL 6000 シリーズのために新たなスマートカートリッジシステム「XPOD カートリッジシステム」を開発。
XPOD カートリッジシステムは、プリントジョブが完了した後、カートリッジ内に残る未使用の樹脂を自動的にカートリッジ内に戻すことによって材料の無駄を軽減。材料自体の管理も自動化することで、コスト効率の高い合理化された3Dプリントプロセスを実現する。
XCELL 6000 基本スペック
- 技術:SLA(ステレオリソグラフィ)
- ビルドボリューム:200×150×200mm
- レイヤーピッチ:10〜100μ
- プリンタ寸法:φ900×1400mm
- 使用可能材料:製造、デザイン、ジュエリー、歯科用プロフェッショナル材料
- ターゲットユーザー:研究開発またはプロフェッショナルラボ、中規模および大規模企業
- 発売開始時期:2018年(予定)
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