VERASHAPEが新型5軸FFF方式3Dプリンタを発売

Formnext 2017で発表される5軸可動のFFF方式3Dプリンタ「VSHAPER」

ポーランドの3DプリンタメーカーVERASHAPEは、11月14日からドイツ・フランクフルトで開催されるformnext 2017で『VSHAPER』と呼ばれる最新の5軸3Dプリンタを発表する。

VERASHAPEは、ポーランド国立研究開発センター(Polish National Research and Development Center)と協力し、5軸タイプのFFF方式3Dプリンタ『VSHAPER』を開発。

VSHAPER 5軸3Dプリンタは、傾斜回転式作業台を備えた5軸可動のFFF方式3Dプリンタで、従来のレイヤーbyレイヤープリント方法を強化し、より複雑な3Dモデルを効率的にプリントすることができる。

この装置は、作業用チャンバと加熱プラットフォームの内部温度を一定に保てるため、熱可塑性材料のほとんどを処理することができる。

本体内部の直径300mm×高さ300mmの円筒形状アクティブワークスペース内には、異なる種類のヘッドを格納・使用できる「ツールバンク」が装備されており、1つのプリントプロセスで複数素材を簡単に切り替えることが可能で、硬質素材やエラストマー素材など、特性の異なる材料を組み合わせた3Dプリントに対応している。

例えば
硬質材料でモデルを作成し、高強度材料で強化し、エラストマーシールをプリントする。といったプリント工程を、1つのプリントプロセス中に実行することもできる。

VSHAPERの具体的な仕様や発売時期などは明確にされていないが、同社は2019年までにVSHAPER 5軸3Dプリンタのリリースを計画している。


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